断念は残念

田村はGP出場を断念=PRIDE

 “赤いパンツの頑固者”の参戦はケガで消滅。
 PRIDEを統括・運営するドリームステージエンターテインメント(DSE)は31日、都内のホテルで会見を開き、その席で報道陣の取材に応じた榊原信行DSE代表は「PRIDE GRANDPRIX 2005開幕戦」(4月23日・大阪ドーム)への出場がうわさされていた田村潔司の出場が事実上なくなったことを明言した。
 田村はPRIDE.29のアリエフ・マックモド戦で右手の指を負傷。10日ほど前に田村と会って話したという榊原代表は「本人も『ケガさえ治ればGPに出たい』とのことだったが、今現在もまだ小指にワイヤーが2本入っている状態のためGPには出場できない」と語った。これにより、PRIDE.29で田村との対戦をマイクアピールで直訴した桜庭和志とのカードも夢と消えた。
 4.3PRIDE武士道〜其の六〜で行われる「ラストワン・トーナメント」で決められる1枠を除いた残り1枠について、榊原代表は「ラストワンで決まる選手を見ながら、出身国などのバランスを考慮して決めたい」とコメント。その上で有力候補としてハイアン・グレイシーヒカルド・アローナの名前を挙げた。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/pride/headlines/20050331-00000015-spnavi-spo.html